昼休み、小学部の子どもが廊下を走り回っています。

あちらこちらにいる小学部の教員を見つけては、

「〇〇先生」と言って嬉しそうに微笑みます。

これを繰り返すことが、今の彼の楽しみです。

 

困ったことが1つあります。

それはあまり知らない教員と時々出会うこと。

彼の遊びに参加したくて私もわざと彼と顔を合わせますが、

「だあれ?」と言いながらちょっと表情が曇ります。

残念ながら私はまだ身近な存在にはなっていないようです。

 

彼に限らず、同じような光景が校内のあちこちで見られます。

少しずつ子どもたちが学校や学級になじんでいっていることを嬉しく思います。

安心できる環境で、安心できる人間関係があること。

学校としての基本を大切に、日々を過ごしたいと思います。

                              校長 橋本