医療福祉センターきずなの常石先生(医学博士)にお越しいただき、研修会を行いました。

演題は、「支援の必要な児童生徒の理解~将来を支える地域関係機関・学校・家庭の有り方~」です。

脳性まひやてんかん、重症心身障がい、発達障がい等の基礎的な病理から、

医療的ケアの内容やこれからの動向、障がい者手帳の種類と活用範囲等、内容は多岐にわたっていました。

短い時間でしたが、示唆に富む研修でした。

 

以下は先生が最後に言われていたことです。

居住地域おいて、「教育」という宝物を得られる仕組みを!

将来のためではなく、学校で学んでいる1秒1秒が宝物

そんな「教育」という宝物に携わる教員・学校看護員に、尊い職であることを自負していただきたい。

そして、困難な課題に対して決して簡単に「NO」と言わず、「HOW」と唱えてほしい。

 

しっかりと心に刻みたいお言葉です。

人生の価値は、お金や名誉や長さではない。生きていること、そのものに価値があります。

目の前の子の、一瞬一瞬を大切に関わっていこうと、改めて感じました。