昼休みの出来事 4.14
昼休み、中学部の生徒がジャングルジムに上がって遊んでいました。
とても楽しそうにジャングルジムの上で立っています。
かなり時間が経って、そろそろ昼休みも終わりになり、教員が彼を呼びに行きます。
教員はいろいろと話しかけて降りるように促しますが、なかなか彼は降りません。
教員が教室に戻り1人になっても、ジャングルジムの上で楽しそうにしています。
そんなやり取りが数回あって、最終的には去年の担任が呼びに行き、降りることになりました。
私はその様子を見ていて、とても嬉しくなりました。
と言うのは、彼は小学校の頃から大人しく、よく指示を聞く子どもでした。
その彼が、ニコニコしながら自分の思いを主張していたのです。
また主張する彼の思いをくみ取って、教員が細かなやり取りをしていたのです。
本校の子どもたちが自分の思いを表現するのは、大変難しいところがあります。
それができるようになった彼の成長を嬉しく思います。
また、彼の思いをまず受け止めて、彼とのやりとりにつなげてくれた教員の姿勢に感謝します。
このような細かなやり取りが、毎日学校のあちこちでされている。
それが本校のよさだと改めて感じた一コマでした。
ちょっとした日常の様子をこのように報告していきます。
校長 橋本泰一
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