昼休み、体育館でバスケットボールをしている子たちは、

終わりが近づくと声をかけあって区切りをつけます。

その様子を見て、そろそろ終わりかと、

スクーターボードで遊ぶ子もかたづけはじめます。

 

終わることが苦手な子もいます。

運動場のブランコで遊んでいる子も、そのひとりです。

その子に教員が、「あといくつで終わりにする?」と尋ねると、

その子が、「100」と答えます。

教員が数を数えるのを早くしたり、ゆっくりにしたりしながら数えます。

とうとう100になったところで、その子は揺れるのを止めました。

すかさず教員は、「やったね。やめれたね。」と言葉を返します。

その子は、にっこりしながら、「つぎは英語」と言っていました。

 

このようにうまくいくこともあります。

うまくいかないこともあります。

うまくいくことが少しずつ増えていくといいですね。

明日がまた楽しみです。

 

橋本