楽しいことは終わりにくいもの 5.9
昼休み、体育館でバスケットボールをしている子たちは、
終わりが近づくと声をかけあって区切りをつけます。
その様子を見て、そろそろ終わりかと、
スクーターボードで遊ぶ子もかたづけはじめます。
終わることが苦手な子もいます。
運動場のブランコで遊んでいる子も、そのひとりです。
その子に教員が、「あといくつで終わりにする?」と尋ねると、
その子が、「100」と答えます。
教員が数を数えるのを早くしたり、ゆっくりにしたりしながら数えます。
とうとう100になったところで、その子は揺れるのを止めました。
すかさず教員は、「やったね。やめれたね。」と言葉を返します。
その子は、にっこりしながら、「つぎは英語」と言っていました。
このようにうまくいくこともあります。
うまくいかないこともあります。
うまくいくことが少しずつ増えていくといいですね。
明日がまた楽しみです。
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