朝の運動の時間に玄関から歓声が聞こえてきました。

気になって行ってみると、歩行器を使って歩行の練習をしています。

「〇〇さーん」と呼びかけているのは、担任の教員です。

その声に励まされて、力強くけって前に進んでいます。

「すごいね」と担任に言うと、

「こんなに歩くの、今日がはじめてです」との返事。

そりゃあ、かける声にも力が入って当然です。

その様子を見ていると段々と職員が集まり、気が付いたら5人ほどになり、

かける声が大きな歓声になっていました。

本人もニコニコで、10分以上歩いてとても満足そうでした。

 

子どもは思わぬところで変わっていきます。

難しいかなと思えることでも、ちょっとしたきっかけでグンと成長します。

そんな嬉しい一コマでした。