昼休みの体育館に、元気な中学生が4人と教員が1人入ってきました。

5人で始まったのが野球です。

はじめは教員がピッチャーをして生徒が打ちます。

打つ生徒はどんな順番かわかりませんが、交代してみんなが打ちます。

それを何回か繰り返すと、いつの間にかピッチャーが教員から生徒に代わります。

また生徒のピッチャーも何となく交代していきます。

 

私は、その様子を見ていて心から嬉しいと思いました。

きちんとしたルールはありませんし、順番もあいまいです。

うまく打てることもあるし、そうでないことも結構あります。

それでも、細かいことは気にしないで、1人1人が楽しんでいる。

大げさな言い方かもしれませんが、スポーツ本来の楽しさを見た気がしました。

すがすがしい気持ちになる1コマでした。

 

これからも、子どもたちの自然な笑顔と、人との関りをいっぱい見つけたいです。

                              校長 橋本泰一