木育(もくいく)体験
木育(もくいく)ってご存じですか?
木育とは、『木と触れ合い、木に学び、木と生きることを通して、人と木や森との関わりを主体的に考えられる豊かな子どもを育てる教育のこと』です。
今回、北播磨県民局から「木育」の木のおもちゃをお借りしました。部屋に入った瞬間、「なんかいいにおいする~!!」と子どもたち。部屋中にヒノキの香りいっぱいで、遊戯室の後ろに何やら素敵なものが用意されていました。昨年度もお世話になったので、去年のことを覚えている子どもたちは、「早く遊びた~い!!」とワクワクしていました。
5歳児は県民局の方からお話を聞いたり、映画を見たりして、木についてお勉強をしました。そのあとは…お楽しみの木のおもちゃを使った遊び。お手本を作ってくださっていたので、さっそく続きを作ってみたり、真似して同じものを作りたいと挑戦したり…たちまち夢中になりました。3種類の丸型の木のボールが入っているボールプールやいろいろな形の積み木などもあり、ワクワクが広がります!
作るのもとっても楽しいのですが、この木のおもちゃは、崩すことも楽しくて、とても澄んだきれいな音を立てながら崩れていきます。子どもたちも時間を忘れて、どんどん積み木を積んでいました。自分で作ったものが崩れるときには、ふつうは「あ~つぶれちゃった (´・ω・`)」となるところが、「すご~いい!!もう1回する!」となるので、何度も何度も挑戦していました。
積み木が自分の背より高くなったら、椅子の上に乗ってさらに積み上げ、迫力満点の「塔」?が出来上がりました。ちなみに出入口がなかったので、後から県民局の方が積み木をそっとずらし、出入り口や窓を作ってくださいました。体が積み木に当たらないようにドキドキしながら出てきます。
5本ずつ木箱にぴったり入るものもあり、それが楽しくて、どんどん片づける子がいました。出すのも作るのも崩す(音)のも片づけるのも楽しい木のおもちゃでした。
全学年の子どもたちが代わるがわる遊戯室に来て、木のおもちゃで遊ぶことができました。
未就園児のてくてく広場のお友だちも遊びに来てくれました。
木の良い香りに包まれながら、五感をフル活用して遊ぶ時間は子どもたちを笑顔にします。そして、やっぱりこういった自然にふれることができるおもちゃは子どもたちが長い時間集中して遊ぶことができます。木育、楽しかったね!
そして…木のおもちゃを返す日。木の先生に「1日目よりうーんと上手に積めるようになったことを伝えたい!」「ありがとうって言いたい!」という年長児の願いが叶いました。北播磨県民局の先生方、ありがとうございました!!