子どもたちが育てていたキャタピーは、それぞれ鉛筆削り、保育室の壁、テラスの天井でさなぎーになりました。

それで終わりと思っていたら、なんと・・・

   

ゴミ袋の中のビニールでさなぎーになっているのを発見!!!びっくり!!!

どうやら、子どもたちが世話をしていて、ゴミ箱に捨てたみかんの木にキャタピーが紛れていたようです。

さなぎーに気がついてよかった・・・(;´∀`)

   

そこで、ゴミ袋を切り取って救出し、子どもたちが描いたキャタピーたちの絵のところに貼っておきました。

すると・・・

      

なんと、サッカー教室があった日に、サッカーが終わって保育室に戻ると、さなぎーからチョウチョが生まれていたのです!

   

「うわ~!すご~い!!」「チョウチョが生まれてる!」「きれ~い!」

自由が丘幼稚園のお友だちと一緒に、誕生したチョウチョに出会うことができました!!!

   

しばらくして、チョウチョは保育室北側の窓を出てすぐ裏の桜の木にとまりました。

   

子どもたちは、枝にとまっているチョウチョを眺めたり、チョウチョになって保育室を飛び回ったりして

チョウチョが生まれた喜びを味わっていました(^^)

 

さて、自由が丘幼稚園のお友だちが帰った後、

年長さんたちがチョウチョの抜け殻を見て、下の方が黒くなっていることに気がつきました。

「この抜け殻の中、見てみたい!」と言い出しました。

そこで、みんなでその抜け殻を解剖してみることにしました。

 

まず、外そうとすると、

さなぎーの体を支えている、壁とさなぎとを繋いでいる命の糸は、

蜘蛛の糸のようにべちゃーと壁にひっついていました。

細い糸ですが、こうしてチョウチョのさなぎの命を守っているんだなと実感!

      

それから、外した抜け殻をじっくり眺めて、観察。

中に何かの液体がたぷたぷ残っています。

「さなぎーになってから、ぜんぜんうんちしてないから、うんちちゃうか?」

(すごい!毎日、ちゃんとキャタピーのお世話をしていたから、

さなぎーになってうんちをしていないことに気づいて、仮説を立てています!)

と、子どもたちは液体のにおいを嗅ぎましたが、

「全然においせーへんな!」

そしていよいよ抜け殻の穴の両側から引っ張ると、

中からモスグリーンに近いクリーミーな液体がピシャッと出てきました。

「やっぱり、うんちや!」「こんなところでうんちしとったんや」

「でも、元気なうんちじゃないね・・・(確かに!)」

 

ここで、一度結論はついたのですが、

念のため、さなぎの抜け殻に残った液体について検索してみると・・・

『抜け殻の底に残る液体は、幼虫時代の排泄物や不要になった組織が溶け出したもので、

チョウのさなぎの中身は、幼虫の体が一度ドロドロの液体に溶け、

そこから成虫の体へと再構築される』のだそうです!

 

一昨年度、ヒョウモンチョウが誕生した瞬間に赤いおしっこのようなものを出し、

それが蛹便という排泄物であることはそこから知ったのですが、

なんとさなぎの中で一度ドロドロに溶けていたとは・・・!

その話を子どもたちにすると、

「すご~い!」「進化や!」「ポケモンみたいやな!」

とさなぎーの仕組みに感心していました。

言葉で説明すると難しい内容ですが、

毎日、大切にお世話をしながら実際に見て、感じた実体験だったので、

子どもたちの心を動かしたのだと思います。

 

アゲハチョウのキャタピー・さなぎーたちは、

子どもたちに本当に尊い命の大切さをたくさん教えてくれました。

 

そして、三樹幼稚園では、今度はヒョウモンチョウの幼虫が元気にビオラのプランターにいます!