子どもたちの様子から 5.20
集会の時間にデジタルメモ帳を差し出す子がいます。
小学校の時の友だちや教員の名前が書いてあります。
どうやら、朝の時間に学級で担任とメモをしながら会話をしていたようです。
それが楽しかったのを伝えてくれたのでした。
伝えたいという思いから、いろいろと工夫する姿に頼もしさを感じました。
校長室のホワイトボードがお気に入りの子がいます。
「何か書きたい」と言ってペンを握り、考えています。
しばらくすると、自分の名前を書きました。
それから順番に同じ学部の子の名前を書き続けます。
とうとう全員の子の名前を書いていました。
文字にも友だちにも興味があるからですね。
数字と計算が好きな子がいます。
今、はやっているのは、大きな数のたし算です。
その子が言った式を教員が黒板に筆算を書いて答えます。
答えが何万という数なので、答えるのも一苦労です。
はじめは正確に答えていましたが、
そのうち横着して「だいたい〇万」と教員が答えると、
それが面白かったようで、次はたし算から概数の学習に変わりました。
思わぬところで、学習の広がりがありました。
こどもはいろんなことに興味を持ちます。
興味のあることが増えると、それに伴って世界も広がる、
そう感じたできごとでした。
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