第3学期生活発表会~自由が丘幼稚園のお友だちと一緒に~(2月16日)

1学期から交流を重ねてきた自由が丘幼稚園のお友だちと一緒に、3学期の生活発表会を迎えました。

「はなのすきなうし」の物語との出会いから始まったお芝居あそび。

子ども達は、このお話が大好きで、毎日の遊びを楽しんできました。

物語をとおして自分の思いを全身で表出する中で、友だちの思いを受け止め合う心地よさを感じ、

みんなでいきいきと楽しむ姿が見られました。

3月で閉園を迎える広野幼稚園の遊戯室での最後の発表会となり、

今まで一緒にお芝居あそびを楽しんできた自由が丘幼稚園のお友だちが来てくれました!

大好きなカメと出会う場面です。

役柄をとおして、子ども同士の仲の良さが伝わってきます。

自由が丘幼稚園のお友だちにとってはいつもと違う場所での発表となりましたが、

いつもと変わらずに自然と遊びが広がり、堂々と表現する姿からは、

あそびをとおして心に蓄えられた自信と、みんなの絆が感じられました。

演じている子ども達と、演じている友だちを見ているまわりの子ども達の表情から、

お芝居をあそびをみんなで楽しんでいる様子が伝わってきました。

フェルジナンドがマドリードへ連れていかれてしまう場面では、子ども達から自然に「おかあさーん!」という言葉が・・

今までたくさんの愛を受けて大切に育てられてきた子ども達の思いが、物語の心情をとおして伝わってきます。

マドリードで花の香りをかいで動かなくなったフェルジナンド・・

この場面が大好きな子ども達は、自分の席に戻ってからも気持ちが続いていきましたね。

フェルジナンドは牧場へ連れ戻されることになりました。

大好きなお母さんと再会できたフェルジナンドと、フェルジナンドの帰りを信じて持ち続けたお母さん。

再開を喜び合う姿や、フェルジナンドの帰りを待っていた仲間たちの姿から、みんなの仲の良さが伝わってきました。

「マドリードで、けがは、しなかったの?」

「おこられたりしなかった?」等など

心配している仲間達の質問に、フェルジナンドは、にっこりと「うん、大丈夫だったよ!」

「良かった!」と、みんな笑顔です。

自分達の心で感じ合いながら表現している姿が素敵でした。

最後は、大好きなお花を思って歌うやさしい歌声が遊戯室いっぱいに広がりました。

自分の思いをたくさん表現して、友だちと演じることを存分に楽しめたお芝居あそびでしたね。

子ども達が力を合わせて演じる姿からは、1年間の交流をとおして深まった絆を感じました。

みんなでお芝居あそびを楽しめたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

43年間の歴史と共に迎えた最後の生活発表会となりました。

みなさま本当にありがとうございます。

来週は自由が丘幼稚園で、次はたんぽぽ組さんも一緒に、みんなでまた生活発表会ができるのが嬉しいですね。

毎日のあそびをとおして、これからも更に思いが広がり深まっていくのが楽しみです♪