特別支援教育研修「令和2年度すべての教職員のための授業改善研修」

7/29(水)本校特別支援教育コーディネータの佐藤教諭が講師をつとめ、特別支援教育の視点から「教職員のための授業改善研修」を行いました。

<研修のようす>

豊富な事例を参考に、生徒一人ひとりの『本人の考え方を理解しようとする!』をテーマに研修を行いました。

◎キーワード…究極的関心=『すべての子に対する、徹底的な個への関心』

特別支援の視点からの5つの願い

1.(子どもが)うまくいかないときのボトルネック(困難の要因)に気づきたい=しっかりと関心を持って寄り添うことを大切にする

2.その子どもの得意技(スプリンタースキル)を知り、一緒に楽しみ、集団の中で生かしてやりたい=子どもたちを好きになり、楽しみを分かち合うことを大切にする

3.集団の中で、その子どもの周りに対する意識に配慮したい=その子の目線で周囲を見渡すと見えてくるものを大切にする

4.「誰も見捨てないクラスを創ろう」と本気で行動したい=一人ひとりが生きていること、いのちが大切にされているからこその安心を大切にする

5.困っていることを誰かに伝える手段があるか確認したい=助けを求めることは、生き延びるということにつながることを最も大切にする。

  

☆子どもたちを集団(学校・社会)の中で「一人にしない、一人にさせない」=互いに寄り添い支え合えるつながりを築き、自他を大切にできる人に育てていきたいと思います。