ネット利用教室(6年生)
9/9 ネット利用教室(6年生)
ネット社会とも言われる昨今。
ネット使用にはリスクが大きいこともあり、子どもたちのネット使用には心配がつきません。
だからといって、ネットを使わせないのではなく、正しいネットの使い方を子どもたちに学んでもらうことが大切です。
本日、6年生を対象にネット利用教室を開催しました。
大学生の方々や警察の方が講師としてお越しになられました。
ネット利用教室の様子をご紹介します。
まずは、大学生の方々から実際に起こっている「3つの事例」をもとにお話いただきました。
【事例1】「こんなはずじゃ」
どのような事例なのか動画で紹介されました。
おもしろい動画を作りたい思いから、コンビニのペットボトルのふたを舐める動画を作成した高校生たち。
「あとで自分で購入するから」とか「ネットにあげないから」など、軽い気持ちで作りましたが、仲間の1人が動画を投稿。
瞬く間に、お店から損害賠償を請求される大きな犯罪事件に発展しました。
何が問題だったのか、周りの友達とも話し合いました。
インターネットには、よく考えてからのせることが大切であることを学びました。
【事例2】「次々やっちゃう」
テスト勉強をするために、友達にテスト範囲を聞こうとしただけなのに、いろんな友達の投稿が気になってコメントしたり、いろんなニュースや動画が気になって見続けたりしていたら、日付が変わっていました。
結局、テスト勉強は全くできず・・・。
ネット依存は病気の一種です。
自分で考え、管理すること、ネットに支配されないことが大切であると学びました。
【事例3】「信じていたのに・・・」
ネットで知り合った大学生のお姉さんのことを信じ、出会うことにしました。
しかし、お姉さんは大学生でもなく、怖い男の人たちも数人いて、危険な目に遭ってしまいました。
たまたまそばにいた人が助けてくれましたが、もし助けてくれる人がいなかったら、どうなっていたことでしょう。
ネットの中では、嘘をつかれていても分かりません。
名前も年齢も性別も全くデタラメという可能性が多いにあります。
ネット情報を簡単に信用しないことの大切さを学びました。
【もしトラブルにあったら・・・】
1 メールの保存やスクリーンショットで証拠を残す。
2 1人で悩まずにお家の人や先生に少しでも早く相談する。
3 警察などの相談窓口に相談する。
【警察の方のお話】
警察の方からは兵庫県警作成の「あひルのおやコ」(インターネットのお約束)について教えていただきました。
あ ネットで知り合った人に会いに行かない
ひ パスワードは家の鍵と同じ、秘密にしておこう!
ル みんなで作ってみんなで守ろう! ネットのルール!
の 自分や友達の名前・住所・写真をネットに載せない
お 誰が見ても笑顔になれる“おもいやりのある書き込み”を
や フィルタリングはみんなを守る強い味方! 必ずやっておこう
コ 家族や友達、身近な人と過ごす時間(コミュニケーション)を大切にしよう
【お礼のことば】
最後に6年生代表児童がお礼のことばを述べました。
インターネットの使い方を間違えると、どんな怖いことが起きるのかを知ると同時に、正しくインターネットを使うための知識が必要なことを、子どもたちは学ぶことができました。
大学生の方々、警察の方にはお忙しい中、お世話になりました。
本当にありがとうございました。