●7月1日(火曜日)の給食●

7月1日(火曜日)の給食

・かじや風カレー

・ジョア

・ピーマンとツナの炒め物

 

三木市の郷土料理の「かじや鍋」は、タコとナスが入っているのが特徴です。三木市は金物の町として有名です。金物をつくる鍛冶屋さんは、金属を加工して金物をつくるときに火を使うので、夏はとても暑くて大変です。鍛冶屋さんが、暑い夏をのりこえるために食べられていたのが、タコとナスが入った鍛冶屋鍋です。タコには疲れを取ってくれるタウリンが含まれています。ナスは、水分が多く、暑い時に食べると体を冷やしてくれる働きがあります。

給食では、鍛冶屋鍋をアレンジして、タコとナスが入ったカレーにしました。クラスをまわり、カレーに入っている三木市の郷土料理にちなんだ食材を質問すると、どのクラスでも、すぐに『タコとナス!』と答えが返ってくるほど、たっぷりと入っていました。

かじや風カレーに入ってたタコとナス

 

そして、今日は半夏生でした。関西地方では半夏生に、農作物がタコの足のように大地に吸いつき、しっかりと根をはることを願って、タコを食べる習慣があります。

今日は、三木市の郷土料理と半夏生を同時に楽しめる給食でした。タコとナスが入ったかじや風カレーは好評でした。どのクラスも、とても早く食べ終わっていました。給食をしっかりと食べて、暑い夏を元気にのりきってくださいね!