8月3日(水)、関西国際大学教授 梶 正義 様を講師に

共生社会を考える講演会を実施しました。

これまで「共生社会を考えるフォーラム」としてお世話になってまいりました。

コロナ禍により昨年度より講演会のみ実施させていただいております。

今年度のテーマは「これからの特別支援教育に期待すること」です。

保護者の方からも特別支援教育についての専門的知識を得たいというご要望があったこと、

自立と社会参加に向け、子どもたちが地域で活躍できるようになるために大切なこと等について

みんなで考える一時になればと願い、本テーマを設定いたしました。

会場の様子 講演される梶先生

感染症対策のため、会場には本校職員、保護者、放課後ディサービス等関係機関の皆様

市内教職員(希望者)につきましてはオンラインで実施いたしました。

会後半の質疑応答では

〇LSA学習支援員の重要性とインクルーシブについての考え方の地域差について

〇ちがいを認め合う具体的な方法について

〇三木市全体で取組を進めるうえで意識レベルの向上のためにできること

〇進学・就労にかかる個人データの引継ぎについて 等

ふりかえりアンケートでは

〇障がい種別の専門家ではなく、個々(〇〇さん)の専門家になることが大切だと実感した。

〇ご自身のことをまじえてお話してくださったのでイメージがもてた。

〇自身が生きてきた年月、価値観も違う中、共生社会の難しさを感じる。

〇こどもの目線から考えた支援について「やればできる」ではなく「楽しみながらできる」課題提示の方法を知りたい。

等々、たくさんのご意見やご感想、ご要望等をいただきました。

今後も特別に配慮を要する児童生徒をはじめ、全ての人にとっての「共生社会」「特別支援教育」

について考え合う場になるよう検討を進めるとともに実践を積み重ねてまいります。

ご講話いただきました梶 正義先生、参加いただきました全ての皆様に感謝申し上げます。

ありがとうございました。