災害に備えよう

 1月17日、地震を想定した避難訓練と、1.17集会を行いました。

避難訓練

避難訓練 避難訓練

 地震があったら、すぐに机の下に隠れ、しっかりと机の脚を掴みます。

避難訓練

 地震がおさまったら、教員が児童を安全に避難させるための避難経路を探します。

避難訓練 避難訓練

 安全が確認されたら、教科書やバインダーなどで頭を守りながら避難します。

避難訓練 

 静かに慌てずに運動場に移動します。

避難訓練 

 児童の人数を報告します。5分ほどで全員無事に避難することができました。

 避難の仕方も、運動場に出てから待つ態度も素晴らしかったです。

1.17集会

黙とう

1.17集会

 28年前の今日発生した震災によって、6000人以上の方々の尊い命が奪われました。その事実を重く受け止めるとともに、この震災の教訓を忘れないことを誓い、静かに黙とうを捧げました。

校長先生のお話

1.17集会

 「28年前の今日、先生は近くを電車が通るようなゴーっという音で目が覚めました。布団ごと自分も浮いて、近くのタンスも浮いていました。本当に信じられない光景でした。まだ小さかった子どもを必死に守ったことと、ゆがんで開かないドアを蹴破って家を出たことを、今でも覚えています。それからしばらくして神戸の学校にボランティアに行きましたが、運動場は車でいっぱいで、教室は避難してきた人でいっぱいでした。災害から命を守る方法として3つあります。自助・共助・公助です。自助とは、自分や家族の命を、助け合いながら自分たちで守る、ということです。共助とは、近所や地域で助け合う、ということです。公助とは、自治体、消防や警察などに助けてもらう、ということです。阪神・淡路大震災では、どれが一番人の命を助けたと思いますか?実は、自助が7割、共助が3割だったという話を聞いたことがあります。そして、公助はごくわずかだったそうです。それは、消防や警察などは、地震で交通が混乱していたり、建物が倒壊して道が通れなかったりして、なかなか現場まで到着できなかったそうです。ですから自助と共助が大切です。地震はいつ、どこで起こるかわかりません。まず、自分の命は、自分で守らないといけません。災害が起きたときにどのように行動するのか、どこに避難するのか、危険な場所はどこかなど、家族で話し合っておきましょう。また、もしものことを考えて、食料や水なども備えておくといいですね。ひょうご安全の日の今日、一人一人が防災についてしっかり考え学んでほしいと思います。」