【避難訓練】

 今から27年前の今日、阪神淡路大震災が起こりました。もう2度と地震で失う命がないように、地震を想定した避難訓練を行いました。

避難訓練

 逃げるときのお約束『おはしもて』などの事前指導が行われました。

避難訓練 避難訓練

 地震が起きたという放送があると、すぐに机の下に隠れました。数か月前に本当に地震があったときも、みんなすぐに机の下に隠れていました。普段のこうした訓練が、非常の際にも本当に役に立つ、ということが立証されています。

避難訓練

 地震の時は、窓が割れるなどして通れないところも当然出てきます。そういった時を想定した訓練です。

避難訓練 避難訓練

 みんな静かに避難できています。

避難訓練

 児童の人数を教頭先生、そして校長先生に報告します。全員無事に避難できました。

1.17集会

【1.17集会】

 その後は1.17集会です。最初に防災担当の先生が作成した当時の様子などが分かるパワーポイントを見て、実際には経験していない阪神淡路大震災の足跡をたどりました。

1.17集会

【校長先生の話】

 阪神淡路大震災ではたくさんの方々が亡くなり、命のバトンが失われました。

 皆さんは阪神淡路大震災を知りませんが、その後、たくさんの方々があの経験を乗り越えて命のバトンを守ってきてくださったおかげで、今、みなさんは命のバトンを引き継ぐことができています。

 学校の窓に太い鉄の柱が斜めに入っていますね。耐震構造の家も増えました。阪神淡路大震災の後、もう二度と地震で命を失ってはいけない、という思いから、学校も皆さんの家も強くしてあるのです。

 たくさんの犠牲の上に皆さんが安全に生活をしていること、人に生まれたそのありがたさ、改めて感じてほしいと思います。

 では、大きな災害のときにだけ助け合えばよいのでしょうか?そうではないですよね。日々の小さいところでの助け合いが大きな助け合いになり、互いの命を大切にしてくれるのです。これからも小さい助け合いをし、自分と他人の命を大切にしましょう。そして、それができる自分に自信を持ちましょう。

 それでは災害に遭われた方々に黙とうをしましょう。黙とう。

 今また新型コロナウイルスが増えてきていますね。医療の最前線で働いてくださっている方々に感謝をして、コロナに罹った人に対して決して差別をしない、嫌な気持ちにさせない、ということを守ってください。これまでそれをしてこなかった皆さんは、緑が丘東小学校の大きな大きな宝です。