1月15日(金)4校時 6年3組で算数科の研究授業を行いました。
 
 単元名 プロジェクトH 大相撲への道のり ~比例と反比例に挑む~
1 前時までのワークシートを見返して、調査結果をふり返る。
 
 ・萩原先生ロボット(萩原丸)はパワーアップしている。
 ・稀勢の里ロボットは、パワーダウンしている。

2 本時の学習課題を理解する。

 パワーポイントで課題提示。テレビのプロジェクトXのテーマミュージックが流れる中・・・
  
 ついに決戦のときはやってきた。萩原丸と稀勢の里の直接対決だ。萩原は絶対に勝ちたかった・・・
 
表やグラフを使って、萩原丸が勝利する日を考えよう
3 ワークシートを配り、提示された式から兵・グラフを書いてグループごとに問題解決をする。
  
萩原丸はパワーは y=0.5×X 比例になるね。
稀勢の里ロボットは y=30÷x これは・・・ 二つのグラフを見比べてみると・・・

 何日目に対戦すれば、萩原丸は勝てるだろうか
 ここに、お助けキーワードがあります。
解決への見通しをもたせ、お助けキーワードを使って説得力のある説明を考えよう
  
グループで役割を分担しながら、表やグラフを作って、協力しながら答えを導き出していきました。
  
 みんなで作った資料をもとに・・・話し合い
 
いったん止めて、個々からは、自分たちが導き出した道筋をみんなに説明できるようにしよう。
  
お助けキーワードやタブレットを使って、説得力のある説明にしましょう。グループで発表者とタブレットを操作する人をきめてね。
  
4 グループごとに解決過程やその結果を交流する
  
 私たちの班は、二人の表を見比べて考えました・・・
 グラフを見ていると、二人のパワーが逆転するところがあります・・・

  
解決経緯の発表を聞きながら、自分のグループの解決方法との違いをとらえていきました。
 タブレットで表を重ねて提示したり、グラフをクローズアップして提示したり・・・
 
5 本時の学習のふり返りをする
  
 結果も大切だけど、結果にたどりつくまでの道のりが大切。どう考えたか
事後研 放課後、本時の授業について高学年グループで協議しました。
  
<授業者より>
・4月当初、答えを導き出すのはすぐにでき、答えや結果をいうのはできるが、なんでそうなるのか なんでというところを言語化させたかった。
・比例や反比例など具体的にとらえることが難しいので、身近なスポーツや人物に置き換えて場面設定をした。
・タブレットを取り入れて説明をさせたが、よく仕えていた。どうやって見せるかという点まで考えていた。
・中学校数学に向けて、筋道立てて解決しようとしていたか、課題解決の過程を算数用語を使って言語化しようとしていたか 意見をいただきたい・・・etc.

<協議した内容>
・テンポよく目的意識をもって、みんな取り組んでいた。
・比例・反比例などの算数用語はすくなかったが、言語化しようとしていた。生活場面へと目を向けさせるといい。
・タブレットをうまく使っていた。
・グループ分けの意図は →クラスのグループを使った。
 どのグループも一生懸命。グループだから解決できた。

  
・課題提示のパワーポイントなどつかみがすごい。場面設定など子どもたちが、とても意欲的に取り組めた。
・言語化・文章化しようとみんなで助け合っていた。
・班の発表では、グラフの見せ方でも違いがあり、どこのグループが一番説得力があったか考えさせてもよかったのでは。  
・6年生は、プロジェクトHを毎回楽しみにしていた。子どもをひきつけ、意欲を持たせるアイデアがよかった。
・言語化するのは時間がかかる。一人で考えて、そのあとグループで見合う方が・・・
・全グループを発表させたが、時間短縮を考えると。国語とちがうので、一つのグループを発表させ、違う説明、更に説得力のある班などを発表させていく方がよいのでは。
・アプローチする方法が限られており、全グループを発表させるのに時間がかかりすぎた。違いを発表させてもよかったのでは。
・場面設定がとてもおもしろく児童にとって興味深いものであった。ただし思考力を高める設定をするのであれば、アプローチする方法が多方面である方がおもしろい・・・etc.

伝え合い、自ら学びを創る子の育成~つなぎを活性化するための手立ての構築~
 みんなまってろよ!先生たちたのしい授業創るからね