7月2日(水)6年2組で国語科の研究授業を行いました。
 
単元名 「仲間と成長!」6-2心を動かす名言葉をつくろう
      (教材 「大切にしたい言葉」
本時のめあてを確認する
     
 友だちの文章を見聞きし、発表者がぜんじにまとめた確認してほしいところを中心にアドバイスし合い、より良い文章にしていく推敲をする。
  友だちの文章をより思いが伝わる文章にしよう
友だちの文章を見て推敲する。
  
推敲する観点「構成」「表現」「内容」の3つに分かれて担当し、それぞれの色の付箋に考えたことを書いていきました。
  
グループで討議する
  
同じ観点で考えたグループで、自分の考えを出し合い、より良い文章にするためにグループで話し合っていきました。
  
みんなで助言や質問をし、作者は思いを伝え、交流する。
  
グループで討議した内容を作者に伝えていきました。構成・表現・内容の3つに焦点化して助言していきました。
  
作者は、書いた意図や質問に答えながら、それぞれの助言に対して自分はどう思うのか伝えていきました。
  
 作者に、さらに良い文にしようと伝え、みんなでどんどん意見を出し合いました。
 
本時の学習をふり返る
  
 学習のふり返りとして、推敲していく学習で気づいたことやわかったのは何か発表しました。
事後研究 12月8日の放課後、高学年グループで本時の授業について協議しました。
 
<授業者より>
・この授業を通して、なかまと成長しようとする機会にしたかった。仲間と活動していいものを創りあげよう。そんな授業に。
・9月から、座右の銘を朝の会でスピーチしてきた。いざ、作文にすると難しかった。
・推敲する観点を示し、よりいいものができるようにと授業を仕組んだ。
・よりよい文章にするために助言をさせる。次の3つの視点を意識させたかった。
  (1)推敲の観点に沿った助言をする。(2)作文を書く技を意識した助言をする。(3)提案する言い方をする。

<協議した内容>
・助言する観点としては、3つともできていたのではないかと思う。
・構成、内容、表現の3観点で助言を考えたが、3つのすみわけが子どもにとってむずかしかったのでは・・・どう理解させたか
 →教室に、観点を提示した
 付箋を使って、3観点を区別したことはよかったが、どれにあたるのか、むずかしかった。
・推敲と校正とはちがう。漢字のまちがいなどは、先に直して提示する。内容について話し合っていることが誤字を指摘することにより切れてしまう。
・グループで話し合うとき、とても活発に討議していた。よく意見をもんでいた。
・たくさんの意見が出て、助言する姿勢もよかった。ただ、その内容を整理したり、ポイントを絞る必要がある。
「~がおかしいのでけずった」どうおかしいのか発表させる。

・今日の授業の目標が「助言したり感想をのべたりできる」ではなくて、推敲するポイントややり方を学ぶのではないか。
  
・全文800字を推敲することはむずかしく、そんなときに板書を活用する。作文を提示していたが、薄くて見えにくい。
たくさんの意見をまとめたり整理したり、板書の工夫が必要である。
・作文の作者は、自分の考えや意図をしっかり言い討論となり、とても活発な話し合い活動になったが、みんなの推敲したことを受け入れる姿勢をもつと、さらに良い文章をみんなで作ることになったのでは。作者の立場にたち、あなただったらどうするのかと問いかけても・・・etc.

 みんなまってろよ!先生たちたのしい授業創るからね
伝え合い 自ら学びを創る子の育成~つなぎを活性化するための手立ての構築~