1.ケース会議の重要性について 


●講師 関西学院大学 教授 馬場 幸子 氏
●日時 令和4年6月28日 火曜日 15時から16時45分
●場所 教育センター 大研修室


ケース会議は、児童生徒一人一人に応じた支援を行うために、関係者で情報を共有し、課題や方向性を見極めるために行われます。
今回の講座では学校の担当者の他、三木市のスクールソーシャルワーカーも参加し、その役割を考え、ケース会議のポイントについて学びました。

専門研修講座の様子1 専門研修講座の様子2

 

◇スクールソーシャルワーカーは、本人やその家族の代弁をすること、必要な支援と社会的資源をつなぐ役割を担っています。
 学校で起きている問題の中で、児童生徒の生活環境が影響しているケースには、スクールソーシャルワーカーの視点が有効であり、普段からの連携が重要になります。


専門研修講座の様子3 専門研修講座の様子4

 

◇学校の担当者とスクールソーシャルワーカーでグループになり、地域の専門機関、福祉の制度や相談の窓口になる専門職について話し合いました。
学校はスクールソーシャルワーカーの役割を理解した上で、専門性を活かしながら協力して問題解決に取り組むことが必要になります。

 


◇ケース会議の進め方のポイントとして、時間配分・焦点を絞って背景を考えることをご指導いただきました。

ケース会議に有効なアセスメントシート、決定事項のまとめ方についてお話いただき、
決めたことはそのままにしないで、「支援が実行されているか」「支援の成果がでているのか」必ず、「ふり返り」を行うよう、ご指導いただきました。


スクールソーシャルワーカーの役割を知り、関係機関との連携を図りながら、児童生徒や家庭への支援をすすめて欲しいとお話いただきました。