こどもライフプラン(6年生)
12/11 こどもライフプラン(6年生)
卒業を3か月後に控えた6年生が、お金の価値や流れを知るとともに、将来に向けてのプランを考える機会をもちました。
講師としてお招きしたのは、「お金の小学校」という本の著者として有名な井関朔也先生です。
『こどもライフプラン ~みんなが使っているお金と将来のお話~』と題して、約90分ご講話いただきました。

お金はどのようにしてもらえるのか、お金はどこからやってくるのか、絵本を通して学んでいます。
仕事は、自分が「貢献した」ことに対してではなく、相手が「貢献してもらった」と思うことに対して、価値(お金)が発生します。
対価を得るとはどういうことなのか、ミニお仕事体験をしてみることになりました。
今回の仕事は、学校行事で使用する輪飾りを作ることです。
色紙を使って黙々と仕事をしています。


途中段階で、一番たくさん輪飾りを作っている子に、速く作るコツを聞いてみました。
そのコツを参考に、再び仕事に取り組みます。
短時間でたくさんの輪飾りが出来上がりました。
ミニとはいえ、お仕事体験です。
今回は対価としてカントリーマウムを1個ずついただけることになりました。

次に、給料や買い物でどんなお金を支払っているのかを教わりました。

保険料や税金などに関する難しい言葉も出てきましたが、6年生にも分かりやすいようにお話してくださいました。
また、毎月残っているお金の行先についても教わりました。

ここで、井関先生が子どもたちの将来の夢について尋ねられました。
何人かの子どもたちは、すでに、なりたい職業を決めているようです。

将来の夢をどうやって達成していくか、大事なお話もありました。
子どもたちも考えてみました。
お金は自分の将来の夢を達成させる手段に過ぎません。
まずは、将来の夢をしっかりもつところから、ライフプラン作りが始まります。
子どもたちなりのライフプランとして、家族の未来年表を作ってみることになりました。
この日は時間がありませんでしたが、後日、各クラスで取り組むことになりました。
みんなが使っているお金と将来のお話という大事なことを考える機会を与えてくださって、井関先生ありがとうございました。

