みだしのことばは、ある6年生児童の言葉です。

職員や大人の言葉ではありません。

9月25日の朝の時間に6年生の教室をのぞくと、学習用タブレットの更新作業と

修学旅行に向けた千羽鶴づくりに、てんてこまいの先生と子どもたちの姿が

ありました。

千羽鶴 作業中

「すごいね。千羽鶴、楽しそうだね。みんな一生懸命でいいね。」

と声をかけると

「楽しそうでもないですよ。」という6年生男児の正直な声。

「そんなことない。楽しそうだよ。楽しいね。」

等のやり取り数回・・・。

そして、返ってきた声が、みだしの

「さすが校長先生、ごり押しがすぎる。」

です。笑うしかありません。周囲の子どもたちも。

空気が一気になごみ、作業自体も楽し気になりました。

彼らもいろいろ思うところはあったんでしょうが

ここは、校長先生に譲るしかないと思ってくれたのか?いろいろ思うけれど楽しむしかないと思ったのか?

笑いに変えてくれた6年生の力はたいしたものです。

ごり押しでもなんでも「楽しい」「やろう」という一体感がでればよし。

こんな「ごり押し?」(でもないんですが)ならいくらでもと思った私です。

それも受けてくれる子どもたちがいてくれるからこそ。

こんな6年生の皆さんと行く修学旅行が、ますます楽しみになりました。