この単元では、松尾芭蕉が書いた「おくのほそ道」を読んで、芭蕉の俳句の中から心に響いた俳句を選びその理由などをまとめていきます。

まず、単元の初めには教科書に載っているQRコードから朗読の音声を聞いて読む練習を予習として行いました。

通常であれば、授業ではいちから音読を繰り返し行い、すらすら読めるようになっていくのですが、今回は初めからすらすら読めている生徒が多くいました。

本授業の前に、数時間かけて本文の読解を行いました。最後の授業に向けた予習と復習のための動画を視聴して授業に臨みます。

 

単元のまとめとして「心に響いた俳句を一句選び、心に響いた理由やどこがどのように心に響いたか」をプリントに書いていきます。

 

事前の予習の段階で、自主的に書く内容を大まかにまとめている生徒も何人かいました。(写真はノートにまとめていた内容)

  

子どもたちは、事前に動画を見て、「どの俳句にするか選んでおく」など、あらかじめ課題を把握していたこともあり、作業の開始と同時に集中して取り組むことができていたようです。

 

次の写真は子どもたちの書いた文章です。

 

俳句や地の文を根拠にし、かつ、授業内容を踏まえた文章になっているかという基準を持って、どの程度書けているかを確認したところ、例年の進め方に比べてよくかけている生徒が非常に増えていたように感じました。