この単元の目標は光の性質と進み方について、実験や作図を通して規則性を見出して理解することです。また、単元を貫く目標として「身のまわりの現象について、図や言葉で説明できるようになる」ことを設定しています。

この時間は、光の反射の法則を用いて、全身を映す鏡について説明することができるようになることを目標としています。

予習ではスムーズに実験を行うための手順を動画で確認します。

  

続いて、授業の導入時の発問に対する答えの予想を立てます。(予想はFormsで集計し、共有します。)

  

授業ではFormsの集計結果を提示し、班の中で予想を共有し、その後予習動画を再度全員で確認したのち実験に入ります。

実験は人型のミニチュアモデルを使って自分自身が鏡の上でどのくらいの大きさで映るのかを調べます。

 

実験結果を全体で共有し、鏡の大きさは身長の2分の1でよいことを作図の結果とともに確認をしました。

教科書には載っていない実験であったので予習動画を見ることで、見通しを持って実験に取り組むことができていました。

予習で解答した内容が、授業の初めにグラフで示されたことで、自分と同じように考えた人がどれくらいいたのかがわかり、正解を知りたいという思いが強くなったようです。また、少数派の考え方が可視化されることでものの見方が広がったと感じる生徒もあったようです。

生徒には実験動画が好評でした。事前に何をするかがイメージできたことで、何のための実験かを理解したうえで臨めたようです。