オープンスクール(親子人権学習・PTA人権講演会・人権集会)
10月4日(木)は、本校のオープンスクールでした。
この日は、親子人権学習とPTA人権講演会、そして、人権集会を実施して人権について考える1日としました。
1校時は、低学年の親子人権学習です。
<1年生>「ぼくって たからもの」
自分が家族から大切にされ、愛情を受けながら成長しているということに気づき、自分や友だちを大切にする心を育てます。
<2年生>「なんであかんのんやろ」
インターネット端末を介し て習得する情報の特徴を理解し、差別を助長するような不適切な言葉があることに気づかせます。
何気なく言った言葉が人を傷つけてしまうことを知り、安易な言葉で誰かを傷つけないよう、人の気持ちを考えて行動する態度を養います。
<3年生>「こんな『ちがい』は?」
身の 回りにある様々な「ちがい」に気づき、文化や多様性を認め、尊重し合おうとする態度を身につけるとともに、「ちがい」の中で、人権侵害や差別などにかかわる「ちがい」があることに気づき、それらを正そうとする態度を身につけさせます。
普段の生活の中にも、性別等についての決めつけや区別、先入観があることに気づき、それらを正そうとする態度を身につけさせます。
2校時は、高学年の親子人権学習です。
<4年生>「わたしも言われた」
特定の地域に対して差別のある事実を知り、偏見に気づき、差別をなくそうとする意欲を持つことができるようにします。
自分の願いや悩みを伝えたり、相手の立場を理解したりして、互いに励まし合い、自分の力を伸ばすことができるようにします。
<5年生>「みんなの秋祭り」
身近にある不合理な慣習に気づき、それを改めようとする意欲を高めます。
<6年生>「子どもの権利条約」
権利の順位づけをする活動を通し、自分たちが生きる上で欠かせない権利の大切さを考えるとともに、お互いの権利を尊重しようとします。
3校時は、学級懇談会です。
その後、11時5分よりPTA人権講演会を実施しました。
演題は、「車イスバスケットについて」です。
パラリンピックのコーチを務めた増田様や本校の保護者でもある講師さんが車イスバスケットを始めたきっかけや障碍者スポーツについてお話をしていただきました。
その後、車イスバスケットを実際に見させていただき、体験させていただきました。
5校時は、人権集会です。
代表に選ばれた人権ポスターや標語、人権作文の発表を聞き、人権について考えます。
昼からですが、保護者の方や地域の方も参加してくださいました。
最後の感想や意見発表会では、たくさんの子ども達が自分の意見を言うことができました。また、保護者の方にも感想を言っていただきました。
この日は、親子で地域で人権について考えた1日となりました。今日の学びをこれからの生活の中で活かしていきます。
保護者の皆様、地域の皆様、講師の皆様、本日は本当にありがとうございました。