お母さんの言葉から 6.2
毎週月曜の2時間目は児童生徒集会です。
月の初めは、校長が話をする順番です。
6月なので、雨の話をしようと内容を考えていると、
何年か前にあるお母さんから言われたことを思い出しました。
「私の子は、傘をさす経験がありません。学校でできないですか。」ということでした。
確かに、登下校は自家用車とスクールバスですから、傘をさして歩くことはありません。
学校でも雨の日にわざわざ屋外に出ることはしていません。
結局、傘をさす経験をほとんどしていないことに気がつきました。
それからは、わざと雨の日に出かけたり、傘をさして長靴をはいて運動場に出るなどをしたことを思い出しました。
私たちは子どもたちにいい経験をつんでほしいとか、生活を広げてほしいと願っています。
そのためにいろいろな体験活動を取り入れています。それはそれでいいと思います。
ただ、ちょっと振り返ってみる、視点を変えて物事を捉えようとしてみる。
そうすると、思わぬ気づきがあるかもしれません。
そんなことを思う機会になりました。日々勉強ですね。
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