ある子は入学してから歩き始めました。

今日、スクールバスから降りるときのことです。

添乗員さんが、その子を抱き上げて外に出ます。

そして、「ここから歩けるね。」と言って、その子を地面に立たせます。

その子は、当然のように歩いて玄関に入り、靴を履き替えていました。

 

私はハッとしました。その子がバスから降りるのを私が手伝うときは、

その子を抱き上げて、そのまま玄関の椅子まで連れて行っていたからです。

その子はもう歩けるのに、私は以前と変わらない関わりをしていました。

子どもの成長に、ついていけていない自分を思い知った出来事でした。

 

こんなことは、日常的にあるのかもしれません。

子どもはもうできるようになったのに、子どもはもう飽きてしまったのに、

関わる大人が以前と変わらない関わりをしている。

子どもの成長や変化に機敏に対応できれば、もっと子どもの可能性は広がるのでしょう。

子どもの成長に、自分自身もついていこうと感じました。