プールに入りたいけど 7.9
子どもたちはプールがだいすきです。
今日もプールを楽しみに登校してきました。
ところが、ある子は今日はプールには入れません。
お母さんは説得したけれど、本人は納得できなくて
プールバックを持ってきたようです。
担任が、「今日は入れないよ。」と伝えると、とても不服そう。
「入る!」と言い張ります。
担任が言葉や絵、記号を使って伝えます。
その子も記号やジェスチャーを使って担任に訴えます。
しばらくそんなやり取りが続いた後、プールに行って何ができるかを二人で確かめました。
私はそのあとの様子は分かりませんでしたが、
どうやら本人は納得して、プールサイドで水遊びをして過ごしたようです。
二人の間に、とても真剣な思いを感じました。
子どもも担任もお互いが必死になって思いを伝え合っている。
必死になっているけれど、感情的にはなっていない。
お互いが相手を思いながら、自分の思いを表現する。
だから、結果としてその子は気持ちに折り合いがつけられたのだと思います。
何気ない日々のやり取りって大切だなと感じた一コマでした。
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