それぞれのクラスで楽しんできた劇あそびと絵本を紹介します。
 3歳児クラスのめろん組の子どもたちは氷づくりを毎日楽しんでいて、いろんな形、色、大きさのものを用意し、どの場所に置いたら凍るのか実験していました。「10ぴきのかえるのふゆごもり」のかえるたちは、寒い冬を体験したことがなく、氷のことを知りません。子どもたちも生活の中で冬の寒い時期に生き物たちはどうしているんだろう?という疑問から冬眠する生き物がいるということを知ったり、霜や雪にもふれながら寒い季節を実感したり、寒い冬のかえるたちの生活を想像してみたり…。3歳児の素直な反応に思わずほっこりしたのでした。 

↓ ふゆごもりハウスで乾杯をしているかえるの兄弟たち

↓ ふゆごもりハウスに吹き込んだ雪で凍りかけたかえるを仲間のかえるがみつけて…助けなくちゃ!

同じく3歳児クラスのもも組は「どんぐりにんじゃ」のお話。運動会の時に、忍者修行をしてから忍者が大好きになりました♡自分で考えた忍者修行に挑戦したり、ひげねこ城の忍者はどうやって「どんぐりにんじゃ」のいるしろいぬ城を攻めるのか考えたりして、お話の中の楽しい場面で遊んでいました。楽しくて何度も遊んでみたくなります。悪役であるはずのひげねこの殿様役も大人気でした。(殿様が持つ軍配も人気でした)

↓ 忍び足の修行の忍者たち

↓ 弓矢での戦い(本気の表情がステキです( *´艸`)

 4歳児クラスは「おたまじゃくしの101ちゃん」。生き物が大好きで春からずっといろんな虫や生き物、植物、野菜を育ててきた子どもたち。大好きだから図鑑で調べたり、家族に聞いたり、年長さんに教えてもらったりと好奇心いっぱいで知識を深め、命の大切さを感じる心が育っていきました。この絵本には子どもたちが大好きな虫や生き物がいっぱい出てきます。かえるやおたまじゃくし、とんぼにめだか、ザリガニなどをのびのびと表現して楽しんでいました。お母さんが愛情深くおたまじゃくしを守り育てていく様子や「とんぼ」や「あめんぼ」が遊んでいる様子などは細やかな表現。また「タガメ」と「ザリガニ」が戦う場面は迫力満点でした。
  
↓ スイスイと水の上を歩く「あめんぼ」
  
↓ 「タガメ(左)」「ザリガニ(右)」の戦い。倒れているのは101ちゃんのお母さん「かえる」です。

タガメとザリガニが戦う場面を見ていた3歳児が、思わずハラハラ…口に手を当て「はあぁぁあ…!」と立ち上がり、お母さんかえるの様子を見守っていました。小さい友だちにも劇の内容がしっかり伝わっています。

 5歳児になると長くて内容が難しいものを少しずつ読んでしっかりと内容も心情も理解して遊びます。
5歳児あじさい組「エルマーのぼうけん」です。
 ある日、主人公の男の子エルマーは『しゃべる のらねこ』に出会い、動物島に『りゅうの子』がつかまりこき使われていることを教えられます。気の毒に思った心優しいエルマーはりゅうの子を助けるために一人で冒険の旅に出ることにしました。チューインガム、棒つきキャンディ、くし、リボンなど役に立ちそうなものを持って出発します。はたして、エルマーは持っていった道具と知恵、そして勇気で、怖い動物たちをうまく退け、りゅうの子を助け出すことができるでしょうか?
優しいエルマーの様子はもちろん、動物たちの表現も細やかでお話を知らない小さい子も、「エルマー、大丈夫かな?」とワクワクしながら観ていました。

↓ 自慢のたてがみにベトベトがついて、ライオンが怒っています。

↓ どうしよう!エルマーが動物島のトラたちに囲まれてしまった!

 そして同じく5歳児すみれ組の「ピーターパン」。ロンドンに住むウェンディの部屋に、空を飛べる少年ピーターパンがティンカーベルと一緒にやってきます。ピーターパンはウェンディたちをネバーランドという島へ連れていきます。ネバーランドでは迷子たちや人魚、インディアン、そして海賊との出会い…。大冒険のお話です。
お母さんのように優しいウェンディやかっこいいピーターパン、悪者だけどどこかカッコよさを感じる海賊たち、またコミカルな時計ワニなどのびのびとした表現と楽しさがぎゅっと詰まった劇あそびに、見ている人はみんな引き込まれていきました。

↓ ネバーランドの入り江の人魚

↓ ピーターパンとフック船長の戦い!!

 何回か劇をみせもらった2歳児さん。舞台でのお兄さん、お姉さんたちの姿に憧れて「自分たちも何かやってみたい!!」と思ったようで、みんなの前に出て「ど~んないろ~が、すき~♪」と得意の歌を披露!来年度は、みんなの前で素敵な発表を見せてくれそうです。

 年齢に応じて、大好きなお話で遊んできた子どもたち。自分たちで感じたこと、友だちと考えたことを胸にまたひとつ成長し、次の学年へと期待を膨らませています。
みんなで作った世界に一つのクラスの劇、楽しかったね!!