おてつだい&ねんちょうおたすけポスト
2学期に入り、自分たちのことだけでなく、去年の年長さんが自分たちにもしてくれたみたいに『みんなのお手伝い』をしたいということで、各学年に年長さんからのお手紙が届きました。まずは『12時40分にごみを集めに行きます』というもの。乳児クラスでは、そのころに眠っている子もいるので、「絶対に静かに行く」というルールが年長さんの間で共有され、いつもは元気な子どもたちが、見たことないくらい静かにお部屋に来てくれました。
そんな頼りになる年長さんには、他にもお願い事の声が届くようになり…。そこでお手伝いがあれば、お手紙で書いてもらおうということになり、『ねんちょうおたすけポスト』を作ることになりました。2つのクラスカラーが混ざり合ったポスト。みんなにわかりやすいように先生のお部屋前に設置。子どもたちがポストの中を確認して、手紙を見つけたらクラスでお知らせすることになっているそうです。
他のクラスの子たちや先生が「年長さんにお願いしたいな」と思ったことを手紙に書いて、ポストイン!
ポストの前を通るたびに、気になって中を確認する年長さん。みんなやる気に満ちていて、はりきってポストを確認するのが日課となっています。
お手伝いを紹介すると…
↓絵本を読みに来てください(4歳児)
「字読めるから行ってくる!」とやる気満々で絵本の読み聞かせへ!
4歳児だけでなく、いろいろなクラスに「出張読み聞かせ」に出かけています。
↓別所認定こども園の体操を教えてください(3歳児)
「まかせといて!」みんなで3歳クラスへ…。
子どもたちが毎日観察している青虫のさなぎが黒くなっているのに気づいた2歳児さん。虫に詳しい年長さんたちに聞いてみることにしました。
↓お部屋で飼っている青虫の様子を見てください(2歳児)
早速さなぎの様子を見て、図鑑や絵本で調べて教えてくれました。
お手伝いがさらに異年齢で交流するきっかけになり、自然に一緒に遊ぶことが増えました。いろんな場面で大活躍の年長さんの頑張りが自然と小さい子たちに伝わって、園の伝統のようなものになっていると感じます。年齢を超えた交流が園内に広がっています。
