季節を感じる木の実として、職員室前に飾っていた『ざくろ』。「食べたいなぁ~」「食べていい?」「ひとつ(一粒)ちょうだい」と言っていた5歳児の子どもたち。でも…みんなの分はありません。
 みんなに見てもらおうと思い、三樹幼稚園からもらって飾っていたざくろだったのです。どうしてもざくろの味を知りたい子どもたち。「そうや!三樹幼稚園にお願いしたらいいやん!」「でも、どうやって…?」「お手紙は?」
まずは、お願いするために三樹幼稚園にお願いするお手紙を書くことに…。​
   

 
「さんじゅようちえんのみんな せんせいからざくろのきがあるとききました ざくろをたべてみたいです ちょっとだけわけてください」

うまく伝わるかなぁ…お手紙をFAXで送りました。手紙が吸い込まれていく様子をみんなで見守り、返事はドキドキしながら待つことに…。
  
そしたら、なんと!三樹幼稚園のお友だちからお返事が届いたのです。

「いっぱいあるよ」

こども園には小さい子がいるので、「たねがあるので、たべれるかな?きをつけてね」というやさしい言葉も書いてくれていました。
たくさんなっているというのを聞いて子どもたちは大喜び!どうやって三樹幼稚園に行こうか…と相談したけれど、今回は直接は行くことができなかったので、テレビ電話でつながることになりました。

↑ 三樹幼稚園からもらったFAXのお返事です♪
テレビ電話(ZOOM)で三樹幼稚園のお友だちにお礼を言いながら、ざくろの食べ方も教えてもらいました( *´艸`)

そして、三樹幼稚園の園長先生が『秋のおくりものBOX』を届けてくださいました。中にはざくろだけでなく、柿の実や空飛ぶかぼちゃ(つるが木に巻き付いてどんどん伸びて、木の上にできたんですって!)まで入っていて、子どもたちは大喜び!「三樹さんのお庭、すごいな」「ありがとう」
    
甘くてちょっと酸っぱい実を食べて、子どもたちはにっこり♪BOXには、たくさんの実がはいっていたので、ほかのクラスにもおすそ分け。種があることを伝えながら、全クラスのお部屋にお届けです。 
    
      
小さい子もそのおいしさの虜になり、おやつのお菓子より、ざくろをつまんで食べているのでした。種も上手に出していましたよ。

念願かなって、みんなで食べることができたざくろ。こんな素敵な秋の実のプレゼントを届けてくださった三樹幼稚園さん、ありがとうございました!!!