続いてすみれ組は、「はなのすきなうし」の劇遊びをしました。

チョウが舞うのどかなスペインの牧場に、フェルジナンドという仔牛がいました。

      

フェルジナンドはお母さん牛にいろいろなことを教えてもらいながら大きくなります。

他の牛たちは元気いっぱいに駆け回っていましたが、フェルジナンドはコルクの木の下で花の匂いを嗅ぐのが大好きでした。

   

ある日、マドリードから闘牛に使う牛を探しに、牛買いたちがやってきました。

たまたま蜂に刺されて大暴れしているフェルジナンドを見た牛買いたちは、フェルジナンドを捕まえてしまいます。

   

「何で?」「嫌だよ!」フェルジナンドは抵抗しますが、人間たちの力にはかないません。

フェルジナンドは荷車に乗せられて、マドリードに連れて行かれてしまいます。

お母さんは、大事なフェルジナンドを連れて行かれて、ただ叫ぶしかできませんでした。。。

   

一方、マドリードは、猛牛フェルジナンドが来たと大騒ぎ!

楽隊や踊り子が出てきて、街はもう大賑わいです。

   

いよいよ闘牛が始まりました!強い闘牛たちにお客さんは大盛り上がりです!

客席のおうちの方も一緒に拍手で盛り上げてくださいました!

ところが、フェルジナンドはお客さんが髪にさしている花の匂いを嗅いで

全く戦おうとしません。お客さんも闘牛士たちも怒って帰ってしまいました。

   

フェルジナンドは元の牧場に戻されることになりました。

お母さんは、コルクの木の下でフェルジナンドの帰りをずっとずっと待っていました。

「おかえり!」「大きくなったね」「けがはない?」・・・

優しいお母さんと大きくなったフェルジナンドとの感動の再会でした(*^^*)

   

仲間の牛やチョウ、カメたちもフェルジナンドの帰りを一緒に喜んで、

無事はなのすきなうしの劇は終了しました!

 

今年のすみれ組のみんなは、予行ぐらいから、お客さんに劇遊びを見てもらうことを本当に心待ちにしていました!

その気持ちが、演じる楽しさや堂々と演じる自信に繋がり、

どの子もフェルジナンドのように、安心して自分らしさを表現することができました。

この1年で本当に成長したなと感じます。

すみれ組のみんな、本当によく頑張りましたね!!

 

おうちの皆さんも温かいまなざしと拍手を本当にありがとうございました。