2月2日に行われた節分豆まき。

前回のホームページ、「節分豆まき!」を見られて、

あれ?今年の三樹幼稚園の年長さんのお面、なんか変わっとうなあ・・・

なんで、お腹や背中に鬼の面があるんやろう???

と思われた方もいるかもしれません。

   

そうなんです!今年の年長さんの鬼の面には実は秘密が隠されていて、特別仕様の形なのです。

それは・・・

   

年長児のお面の裏には、みんな「何か」がガムテープで張り付けられているのです。

その「何か」とは何か!?

残念ながらその制作模様を写真に収めることができなかったので、

後日担任の先生に再現してもらいました。

 

「みんな、心の中に悪い鬼さんはいるよね。先生もいるよ!

でもね、その心の中の悪い鬼をやっつけることができたら、

きっと豆まきの時に鬼が来ても、つよ~い心で鬼退治ができるから、大丈夫だよ!

じゃ、今からおまじないをして、心の中の悪い鬼を封じ込めよう!」

「少し遠い神社に行って、鬼をやっつける袋をもらってきたよ!」(イメージです!)

「みんな、心の中にいる悪い鬼を思い浮かべて・・・」

「今からこの袋に穴を開けるから、その中に悪い鬼をやっつけるよ!」

「さあ、一緒に!」(子どもの手を持って)「ブスッ」(竹串で穴を開ける音)

「今だ!悪い鬼さんを袋の中にやっつけろ!」(イメージです!)

   

「袋の中の悪い鬼をぺちゃんこにして!」「それから、小さく折りたたんで!」

強い心になりますようになどそれぞれのお願いを込めて、

これを子どもたちが作った鬼の面の後ろに張り付けたのです!

「悪い鬼さんはもういなくなったから、

みんなの心の中の鬼はつよ~い鬼だけになって、豆まきができるよ!

だから、この鬼のお面は、心を守るお腹か、背中につけようね」

このおまじないが、年長さんたちの心をさらに強くし、

当日、年長さんはみんな鬼に勇敢に立ち向かって、

豆まきをすることができたのです!

「去年は泣いたけど、今年は泣かんかった!」

「めっちゃ必死に走ったで!」

がんばったつぶやきは、このお面作りから得られた子どもたちの実感でした(^^)

 

信じる気持ちは、勇気を与えてくれるね!

子どもたちみんなの心がこれからも強くたくましく輝き続けますように・・・☆