6月11日(水)の給食~入梅~
6月11日 水曜日
主食:ごはん
主菜:鶏肉の梅肉焼き
副菜:ひじきとちりめんの炒め物
汁物(副菜):小松菜の味噌汁
飲物:牛乳
三木市内産→米、じゃがいも、玉ねぎ
もぐもぐ別所っ子
今日6月11日は「入梅(にゅうばい)」です。
暦の上で、梅雨に入る季節のころを表します。気象庁の発表する「梅雨入り」とズレはありますが、「入梅」=「そろそろ梅雨入りだなぁ」と感じる季節のことをいいます。
「梅雨」には、「梅」という漢字が使われます。「梅の実が実る頃に降る雨」からきており、この季節になるとスーパーなどの店頭に青梅が並び始めます。もうしばらくすると、黄色く色づいた梅も出回り始めますね。
梅仕事の季節です。(梅仕事…梅干しや梅シロップなどを仕込むこと)
「青梅」は梅シロップや梅酒、「熟した梅」は梅干しや梅ジャムに加工するのに適しています(好みがあります)。
青梅(まだ未熟な梅)には、「アミグダリン」という毒素が含まれているので、そのまま食べることはできません。塩や砂糖、酒に浸けて毒素を抜いて食します。梅には疲労回復や食欲増進など今の季節に適した効能があります。そうした効能を得つつ、安全に食べられるように考えた昔の人の知恵はすごいですね。
梅仕事は、名前だけ聞くと「大変そうだな…」と感じる人もいるかもしれませんが、梅を洗って拭いて、砂糖や塩で漬けるだけ。と意外とシンプルで簡単です。なおかつ、無添加で何より美味しい✨今年は、お子様と一緒に「梅仕事」に挑戦してみてはいかがでしょうか。
食育コーナーも「梅仕事」をテーマにした展示をしています。
期間限定で、梅の香りを楽しむコーナーも!!
箸チャレも梅仕事!「梅シロップを作ろう」

今日の給食では、「入梅」にちなみ、「梅」を使った献立を取り入れました。
鶏肉の梅肉焼き
鶏肉を梅肉で下味をつけ…
オーブンで焼き上げました。
さっぱりした梅の味と鶏肉が好相性で「おいしい」と好評でした!
ひじきとちりめんの炒り煮は、給食室特製手作りふりかけでした。
「ごはんにのせて食べるとおいしいよ」と声をかけると、モリモリ食べてくれました。