6月はイベント続き!

今回は、下石野へザリガニ釣りです!

”去年のすみれさんたちが行っていたザリガニ釣りにやっといける!!!”

昨年度年少組だった今のすみれ組さんたちは、この日が来るのを

1年越しで楽しみに待っていました。

   

下石野の民家や畑の間を抜けて辿り着いたのは、丸池という池でした。

下石野の地域の方々が、ザリガニ釣りをしやすいようにと、綺麗に草刈りをしてくださっていました。

   

早速釣り開始!洗濯ばさみのついた竿に、家から持って来た思い思いのエサをつけて、

池に糸を垂らします。

   

「やったー!連れた!」「あ、逃げられた。もうちょっとやったのに・・・」

 

ザリガニと人間とのかけひきが繰り広げられました!

   

「きゃ~、誰かザリガニ持って~~!」

威勢の良いザリガニたちに少々押され気味の子どもたちでしたが、

でも、思った以上にザリガニが釣れ、気がつけばどの子もザリガニ釣りに成功していました!

ザリガニ釣りの醍醐味をすっかり味わってしまった子どもたちは、

もっともっと!とザリガニ釣りに夢中になっていきました(^0^)/~~~V・・V

    

あれよあれよと、たらいにはこんなにたくさんのザリガニたちが!!

しかしながら、このザリガニたち、安易にこのまま連れて帰る訳にはいきませんでした。

(1)近年、アメリカザリガニをはじめとした外来種が増えており、

 生態系を守るため、住んでいる池の外への持ち出しが禁じられていること。

(2)もし、持ち帰る場合は、他に逃がすことなく、最後まで飼育を続けなければならないこと。

それに、池のザリガニの家族たちも仲間がいなくなったらびっくりするよね・・・

   

先生はザリガニたちを見せながら、子どもたちにそう話をしましたが・・・

子どもたち「ひまわりさんたちに見せたい!」(去年もそうしてもらったから、なおさらですね)

     「幼稚園に連れて帰りたい!」「ザリガニのお世話する!」

先生「みんなの気持ちは分かった。でも、もし、幼稚園に連れて帰るなら、

  ザリガニをさわれる子が4人くらいはいないと、お世話ができないなあ・・・大丈夫かなあ・・・?」

それを聞いて、元々ザリガニをさわれていた男の子が「ぼく、さわれるで!」 ←一人目

それを見て、もう一人の男の子がひょいっとザリガニを持ち・・・      ←二人目

私も持ってみよう!とチャレンジして持てた子が!             ←三人目

先生「三人ザリガニをもてる人がいたね!でも、あと一人くらいはいないと・・・」

すると、「私持ってみる!」と勇気を出して果敢にチャレンジし、ザリガニをさわれる四人目が登場したのです!

この子どもたちの強い気持ちに、先生たちは寄り添うことにしました。

   

園に連れて帰る2匹のザリガニ以外のザリガニは元居たお池に逃がすことにしました。

「釣らせてくれてありがとう」「2匹だけ連れて帰るね」「バイバーイ」

もっと釣りたかったけど、もっと連れて帰りたかったけど、

子どもたちは我慢をして見送りました。

下石野公民館の駐車場での集合写真。

疲れたけど、でも楽しかったね!

みんなの静かな、でも強い意思表示に、先生たちは成長を感じました!

素敵な経験ができましたね(^^)

 

最後になりましたが、下石野の地域の皆様、

素敵なお池の環境をご用意くださり、本当にありがとうございました。

2匹のザリガニ、大切に世話をします。

 

ちなみに・・・

子どもたちが選んで連れて帰った2匹は、

大きなザリガニでもなく、

強そうなザリガニでもなく、

こんなに可愛らしいザリガニさんたちでした(^^)