学校保健委員会

 学校保健委員会を開催しました。この会は、教職員・学校医・PTAの方々で構成される学校保健委員が一堂に会し、子どもたちの健康をテーマに意見交換をする会です。

 今年のテーマは『学校でのけがの予防』でした。

学校保健委員会

緑が丘東小学校の子どもの健康状況~養護教諭より~

学校保健委員会

緑東っ子の特徴

・体格は全国平均に比べてやや小さい傾向にあるが、個人差が大きいのでその子自身の成長曲線を見ていく必要がある。最近では痩せが増えてきているので、正しい食生活の指導の必要性を感じる。

・視力は、学年が上がるにつれて急激に視力が悪くなっている。テレビやゲーム・タブレットの視聴時間の増加や、就寝時間が遅くなっていること、姿勢が悪いことなどが原因として考えられる。

・むし歯については、未処置の児童が多い。特に低学年の未処置が多い傾向にあるので、乳歯のむし歯であっても放置せず、早期治療や定期健診の必要性を発信していく必要があると考える。

学校での取り組み~養護教諭より~

・1年生対象にしたKYT(危険予知トレーニング)学習を行った。

・学校で起こりうるケガを掲示板に掲示し、ケガの正しい処置方法を学べるようにした。

・保健委員会がCanvaを使ってケガの予防クイズを作成し、全校生に向けてクイズラリーを実施した。

・保健室に来た児童に対しては、ケガをした時の状況を説明させ、状況を振り返させることで再発防止に努めた。

学校医 内科医の先生より御講話

学校保健委員会

・小さい子の誤飲事故として、ボタン電池や小さい豆を飲み込み窒息する事故があるので、そういったものが手の届く範囲に無いか気を配ってほしい。

・校内の不良個所の点検や、登校経路の安全保全にも気をつけていただきたい。

・打撲の場合は患部を冷やす。

・骨折はできれば動かないように固定する、動かさない。

・出血の場合は直接患部を強く圧迫する。

・やけどの場合はすぐに流水で冷やす。

・熱中症は症状が出る前から水分をこまめに摂取させて防止に努める。

・熱中症の初期症状がみられたときは、涼しいところで休ませて様子を見る。 水分補給ができなければすぐに病院に行く。意識が無ければすぐに救急車を呼ぶ。

・アナフィラキシーについて。エピペンは本人しか使ってはいけない。打ったらすぐに病院に行く。

・けいれんしているときは舌をかまないように気道を確保する。

・心臓にボールが当たって心臓がけいれんする事故がある。心臓マッサージをしながらAEDをすぐに持ってくる。人工呼吸よりも心臓マッサージを優先させてほしい。

PTAの皆様からの質疑応答

・AEDやエピペンなど、練習はしていますか?⇒給食が始まる前の4月初旬に、食物アレルギーを想定したシミュレーション研修をし、トレーニング用のエピペンを使ってエピペンを打つ練習をしています。また、プールが始まる前に、消防署の方を講師に招き、AEDを使う練習や、心臓マッサージの練習をしています。

・1年生に対してKYTを行っているそうだが、高学年に対しては直接的にどのような指導をしていますか?⇒校内では前述のとおり、保健委員会が積極的にけがの予防リーダーとして活躍しています。登下校の指導については、学期初めと終わりに地区児童会を開き、安全に登校するための話し合いをしています。それ以外の時も、何か問題があればその都度集まり、指導をしています。また、危険個所などが見つかれば、全職員で共有し、校内外の安全確保に努めています。

学校医の先生方からのお話

学校保健委員会

・眼科医の先生より
 近視が非常に増えている。近視は、近視そのものによる弊害のほかに、近視による病気も増えることを知っておいてほしい。近視を抑制するために、タブレット等の長時間使用や、睡眠前の使用を控えるよう注意してほしい。学校での目のケガは目に消毒液が入った、ほうきが当たった、砂が入ったなどが多いが、特にアルコールなどの科学物質が入った場合は生理食塩水で、無ければ水道水の流水で目をぱちぱちさせながら5分洗浄してほしい。痛がるようなら無理はしない。強い痛みがある時はすぐに病院に来てほしい。

・薬剤師の先生より

 今もまだインフルエンザが流行っているので、手洗いうがいを引き続き続けてほしい。少しづつ花粉症も増えてきているので、マスクをするなどの予防をし始めたほうが良い。

 

 おいそがしい中ご参加いただきました委員の皆様、本当にありがとうございました。

 これからも子どもたちの心と身体の健康のため、ご協力お願いいたします。