秋はいいな♪(10月25日)

子ども達が毎日楽しみにしていることがあります。

「今日もいきたいな!」と、楽しみにやってきました。

子ども達が毎日楽しみにしていたのは・・

幼稚園のすぐ近くの木に実るドングリたちに会うことでした♪

枝ごとに、たわわに実るドングリを見て「家族みたい!」と嬉しそうです。

しばらくすると、やさしい秋風が吹いて、木の上のドングリが揺れ始めました。

「ドングリはブランコに乗って、そこからぴょーんってジャンプするんだよ」と一人の子が話すと、「そのドングリのブランコを押すのは風だね」と、もう一人のお友達が答えます。

木の下には落ち葉が積もっています。「ドングリが落ちても、葉っぱのトランポリンがあるから痛くないね」

そして、ドングリが葉っぱの下にあるのを見つけると「かくれんぼしてるね」「お布団かぶって寝ているのかな」と想像がふくらみます。

 秋の情景をとおして、子どもたちのやさしい思いがつながっていきます。

ドングリと一緒に園まで歩く帰り道。

黄金の田んぼが広がっています。

「秋はいいな」のお歌が大好きな子ども達。

「お米が実るよ♪」のフレーズを口ずさみながら、稲穂を見て「これだったんや!」と嬉しそうな笑顔です。

楽しい秋の散歩のあとは、笑顔いっぱいに、ドングリになって表現あそびを楽しんでいます。

子ども達の心の中に広がる情景が、言葉だけではなく全身をとおして身体表現となって表れています。

友だちと一緒に思いを寄せ合う楽しい時間♪

子ども達が大好きな時間です。

今日も楽しい秋の1日が続いていきます。