全校朝会(放送)を行いました 2/7

2月7日月曜日、全校朝会を行いました。

今回はコロナウイルスの感染拡大が続いているため、体育館には集まらず放送で行いました。

放送朝会の準備 放送委員長 宇田さん

司会 生徒会副会長 花房さん

校長先生のお話

 今週はいよいよ3年生は私立の入学試験が始まります。試験では実力が発揮できるよう、しっかり準備を整えておいてください。また、1・2年生も1年後、2年後には同じ立場になります。今から一日一日を大切に過ごし、しっかりと土台作りをしておきましょう。
 よく「受験は団体戦」と言われますが、受験をするのは一人一人なので、チームで受けるわけではありません。なのに、どうしてそのようなことが言われるのでしょう。
 それには、体育祭や合唱祭での取組を思い出してもらうとよくわかると思います。クラスで「優勝するぞ!」と目標を立て、力を合わせて取り組んでいく。その過程で、支えあったり、切磋琢磨しあったりすることで、クラスのムードが同じ方向に向いていき、それに伴って、自分の秘めた力を引き出せたり、持っている力以上の力を発揮できるようになることがあります。集団の力、団結力を高めていくことで、個々の力がおのずと高まっていくということです。

 中国のことわざで、「麻の中の蓬(よもぎ)」ということわざがあります。意味は、蓬は、自然に生えると複雑に根をはって伸びていきます。一方、麻は少しも歪むことなくまっすぐに茎を伸ばしていきます。自然に生えた蓬は、曲がりくねって成長しますが、麻の畠の中に交じって生えた蓬は、特に支えをしなくてもまっすぐに伸びるのだそうです。環境が違うと成長の仕方が違ってくることのたとえです。
 麻のように真っ直ぐな心を持った大勢の友達の中で生活をしていると、誰もが真っ直ぐな心の持ち主になる。目標をしっかり持ち、生き生きと意欲的に生活している人と交われば自然に感化され、誰でも意欲的になっていくということです。
 みなさんも、お互い切磋琢磨しながら、残りわずかとなった今年度の学校生活をより充実したものにしていってください。

生徒会長 藤井さんより