「むすぶ」

結んでいる様子

生活の中から「むすぶ」という作業が減りつつあります。

とはいえ、例えば靴の紐、例えば荷物の紐、エプロンの紐・・・

むすぶ、くくる、しばる・・・言い方は変わっても残っています。

本校の子どもたちの目線で改めて見直すと

指先の巧緻性 他、いろんな感覚や力が必要だなと感じました。

学習の様子をみていると

※蝶結びができるまでに・・・・

(1)真似をして、とめむすびができる。

(2)ひとりで、とめ結びができる。

(3)真似をして2つの輪っかをつくることができる。

(4)真似をして2つの輪っかの、かた結びができる。

・・・・ひとりで・・・・と続きます。

写真は、わかりやすいように色の異なる2本の紐を使って練習しているところです。

今回は、一番見えやすい位置での活動ですが、紐の細さや材質、むすぶ位置、むすぶ対象

を変えていきます。関係する指の動きを高める活動を他でもしていきます。

「むすぶ」だけですが学習は、どんどん広がります。ここまでは一般的な話ですが

どうしていくことが、〇〇さんの「むすぶ」につながるのか工夫していくことは、

難しいことかもしれませんし一見単純作業の繰り返しにも見えるかもしれませんが、

生活にも直結する面白く楽しい学習づくりだと考えています。