「大豆で美味しく地球を救う(プラントベースフードで学ぶGDGs)」と題して、近畿大学、大塚食品より講師の先生にお越しいただき、2組3校時、1組4校時に授業をしていただきました。(写真は1組、2組混合です)

私たちは、とても贅沢な生活を送っています。恵まれていることにさえ気づいていません。しかし、このままの暮らしを続けていては、将来同じような生活は送れなくなってしまいます。では、持続可能な社会を継続していくために、私たちはどうしたらよいのでしょうか?

食品ロスやごみの問題、地球温暖化などの視点からお話をしていただきました。

まずは、近畿大学保本先生から「もったいない」のお話がありました。
SDGs

みんな真剣に聞いています。
SDGs

消費期限と賞味期限の違いなどの身近な話から、目の前の食べ物の背景にたくさんの水が使われているという「バーチャルウォーター」などの普段は考えることがなかった話もたくさん聞くことができました。

そして、今世界は肉食(特に牛肉)へと流れ、
・家畜を育てるにはとてもたくさんの水が必要であること
飼育されている牛のゲップやおならには温室効果ガスの「メタン(CO₂の数倍温暖化効果が大きいガス)」が含まれていること
・肉を食べること=地球温暖化を加速させていること

を知りました。

その現状を少しでも改善するお手伝いをしている一例として、大塚食品様より「大豆ミート」のお話をしていただきました。

SDGs

肉を食べることが悪いわけではありませんが、バランスが大切。大豆ミートを選択肢の一つに選んでもらうことで、少しでも地球温暖化を抑制するお手伝いができればという企業の努力について知ることができました。

そして、今の技術はどれだけすごいかの食べ比べを代表で担任がさせていただきました。
SDGs
3つのハムを食べ比べ、大豆ミートがどれかを考えました。

「う~ん、どれも美味しい…。いったいどれだ??」
SDGs
見ると分かってしまうので、目隠しをつけて行いました。

子どもたちも大盛り上がりです。

その後、子どもたちは大豆ミートと大豆ミルクの試食をさせていただきました。
SDGs

時間がなかったため、大豆ミルクは給食時間にいただきました。
SDGs


地球温暖化などを改善するためには、様々なアプローチがありますが、今回は「食」の視点から本当にたくさんのお話をしていただきました。

子どもたちもたくさんのことを知り、それぞれ感じたことがあったと思います。

近畿大学保本様、大塚食品様、またこのプロジェクトに関わっていただきましたたくさんの方々にお礼を申し上げます。ありがとうございました。


詳しくは、お子様から聞いてくださいね。

今日のお話の感想をお家の方からも伝えていただけると、学びをさらに深めていけると思います。ご協力よろしくお願いします。