地域のお店を見学させてもらおう!

 3年生は社会科で『店ではたらく人びとの仕事』という学習をしています。

 より学習を深めるために、校区内にある『コープ三木緑が丘店』さんで実際にお店で働いている方々を見学させていただき、また、お話を聞かせていただきました。

3年生

 3年生のPTA役員さんにもお手伝いいただきました。

3年生

 普段は絶対に入らない裏口から入らせていただきました。何だかドキドキ。

3年生

 これまた普段は絶対に来られない屋上で、コープの歴史や、店内を見学するときの注意点などを聞きました。

 三木緑が丘店は、緑が丘の町ができたころから地域に愛されてきたお店で、お店の大きさ自体は大きい方ではないものの、売り上げは全店舗の中でも上位なんだそうです。

 「走らない」「危険なところには近づかない」などの注意点の中で、こんな注意点がありました。

 「鮮魚売り場は臭いですが、絶対に臭いと言わないでください。魚が臭いのは当たり前です。それを、できるだけ綺麗な状態でお客様に届けようと、そこで一生懸命に働いている人がいます。」

 そこで働いている人に話を聞く価値のある、とても胸を打たれる言葉でした。

3年生

 バックヤードを見せていただきました。パソコンで発注をしたり、ここでポップも作っているそうです。昔は欲しい分だけ注文していたそうですが、今では売れた分だけ自動で発注されるそうです。効率化が進んでいることにみんなびっくりしました。

3年生

 魚の重さを量って、自動で値付けをしてくれるとても賢い機械です。新車の普通車くらいの値段がするそうです。壊さないように注意しながら横を通り抜けました。

3年生

 まるはぎを調理されています。機械化が進んでも、職人さんの手は安全・安心な食べ物には不可欠です。

3年生

 店内も見せていただきました。入ってすぐは、果物を陳列することが多いそうです。果物が一番季節の移り変わりを感じさせやすいからだそうです。メインの通路から一番見やすい棚の端っこには、おすすめの商品が並ぶそうです。コープは基本どこのコープでも同じもの、同じ価格の商品が並びますが、緑が丘店ならではの手作りお惣菜があったり、農家さんから直接仕入れた地元の野菜なども売っています。一時間ほどの見学でしたが、緑が丘店がとても魅力のあるお店であることがよく分かりました。

 

 普段見られないお店の裏側、工夫、そしてお店の方の思い。子どもたちはたくさんのことを学ばせていただきました。

 お忙しい中、案内をしてくださった3名のお店の方には、心より感謝を申し上げます。