3年生 着衣水泳

 7月12日、着衣水泳、そして最後の水泳が行われました。

着衣水泳

 溺れたときに、水着を着ているとは限りません。実際、溺れて亡くなる方の多くは、服を着ている時に溺れてしまったそうです。

では、服を着ている時に溺れてしまったらどうすれば良いのでしょうか?

(1)一生懸命泳ぐ

(2)大声で助けを呼ぶ

(3)急いで服を脱ぐ

(4)力を抜いて大の字になって浮く

 

 正解は(4)です。溺れかけたときに何が一番大事かというと、体力を温存することです。叫んだり頑張って泳いだりするよりも、助けが来るまで1秒でも長く生き永らえることを優先してください。

着衣水泳

 服を着たまま水の中を歩きました。「体が重い!」「動きにくい!」と、水中での水着と服の違いを知ることができました。

 

 また、溺れている人を助けようとして、助けようとした人が亡くなってしまう、という痛ましい事故をよく見聞きします。

 溺れている人を見たら、子どもはすぐに大人を呼びに行きましょう。助けを呼んだ後、もし身の回りに浮くものがあれば(ペットボトル・クーラーボックス・ランドセルなど)投げてあげても良いでしょう。

着衣水泳 着衣水泳

 今日は、ペットボトルを投げる練習と、ペットボトルを抱いて浮く練習をしました。ペットボトルの中に少し水を入れると、投げるときにコントロールが定まりやすくなります。

着衣水泳

 最後は宝探しをして、楽しく水泳の授業を終えました。

 今日で今年度の水泳は終わりです。3年生にとっては小学校生活初めての水泳でしたが、みんなとても楽しそうに活動していました。子どもたちは2学期も水泳があると思っていたらしく、今日が最後と知ってとてもがっかりしていました。

 夏休みにプールや海に行く人も多いと思いますが、学校で学んだ水の楽しさ、そして怖さを忘れないで欲しいと思います。