7月10日(水)吉川小多目的室において、コミュニティスクール(学校運営協議会)を開催しました。

将来の小中一貫校設立を見据え、コミュニティスクールは吉川中学校と合同で協議を進めています。

開会にあたり、会長より運転中に見かけた横断歩道を渡る親子の姿から、

「大人は子どもたちに、大事なことを口では伝えているけれど、行動で示すことはできているのだろうか。」と考えさせられることがあったとお話ししていただきました。

子どもたちの善い行いを見つければ、すぐにほめる、同じように行動する、日ごろからお手本になる行動を意識することの大切さを改めて確認することができました。

 

次の協議事項では、コミュニティスクールを窓口に取り組まれた吉川中学校の「ふるさと学習」について推進委員より報告がありました。

吉川小学校ではふるさと三木吉川の良さを体感する体験活動を多く取り入れています。中学校ではそれを一歩踏み込んで、産業、人のすばらしさ、あたたかさを感じ取る学習とともに、未来について考えるきっかけとなる学習が進められました。これからも小中の連携を進め、系統だったふるさと学習へと発展できればと思います。

後半は、小学校、中学校に分かれて今年度の方針とともに、評価のポイントについて協議が進められました。

学習面においては、子どもが主体的に学ぶどのような姿を評価していくのか、わかりやすい指標を持っておくことの大切さを確認しました。

生活面においては「あいさつ」について様々なご意見をいただきました。

例年子どもたちの自己評価は高いものの、一社会人の大人から見ると気持ちのいいあいさつとは言えない場面に出会うことがある。恥ずかしい思いもあると思うが、一般的な社会のマナーとして上手なあいさつについて子どもたちに考えさせ、実行させいきたいと話し合いました。

学校では、児童会中心に「あいさつ運動」を実施しています。運動中は気持ちよくあいさつする児童が多くいますが、それ以外の場面でも挨拶が広がっていくよう働きかけていきたいと思います。

ご家庭においてもあいさつの重要性をお話ししただき、気持ちの良いあいさつを家庭から広げるご協力をいただければと思います。