11月5日(日)に「みきの会」の講演会がありました。

講師は、鳥取大学の井上雅彦先生です。

演題は「18歳までに目指すこと」です。

井上先生は以前は兵庫教育大学におられました。

その関係で本校が交流教育の研究をした際に、数年にわたってご指導いただいた先生です。

また、「みきの会」は本校職員OBが立ち上げた特別支援教育の自主研究グループで、

20年以上の歴史を持っています。

 

ご講演の中で大人になるまでにつけたい力として、次のようなことを挙げられました。

(1)余暇スキル

(2)コミュニケーションスキル

(3)金銭管理スキル

(4)時間管理スキル 等

全部で10のスキルを挙げられました。

お話を聞きながら、特に感じたのが余暇スキルの大切さです。

余暇をいかに楽しく過ごせるかは、充実した人生を送る上でとても重要です。

余暇の充実のためにも、学齢の頃から好きなことや興味が持てることを少しでも見つけていきたいと思いました。

またその他にも様々な視点をいただきました。

私たちは子どもたちの将来の姿を想像しながら、今何をすべきかをしっかりと考え、実行していきたいと思います。

 

三連休の最終日でしたが、特別支援教育にかかる教員や福祉関係者、保護者、当事者がたくさん参加されていました。

時間と手間はかかりますが、その分実りの多い講演会でした。

今後に是非生かしていきたいと思います。