朝の準備の時間に教室を見てまわります。

ある子は、「おはようございます。」とあいさつをしてくれます。

またある子は好きな本を差し出して、「読んで」と言ってくれます。

 

教室に入ると座っている子が一人と、担任が一人います。

特に何もしていないようだったので、

その子にちょっと関わろうとすると、怪訝な表情をします。

構わずにまた関わろうとすると、急ぎ足で担任の後ろに隠れてしまいました。

どうやら何日か前に、私がちょっかいを出したことを覚えていたようです。

 

私としては寂しいですが、担任の教員が自分の味方で、

助けてくれる人と思っているのですから、喜ばしいことです。

それに、私はちょっとしか関わらないのですから、怪訝な表情も納得します。

私としては、関係をつくりたいので、またチャレンジしてみます。

今度はきらわれないように。              校長 橋本