今日の給食【3月3日 金曜日 知ると面白い雛人形】
今日の給食【3月3日】
主食:黒糖パン 主菜:ポークビーンズ 副菜:ビーフンサラダ 牛乳
今日のもぐもぐさん
今日はひな祭りですね。雛人形って、どこに何を置けばよいのか悩みますね。
雛人形の置く意味を知ると、いくつかは悩まずに置けるようになると思います。
・お内裏様とお雛様
雛人形は、皇室の結婚式を表しています。今でも結婚式では花婿が向かって左に、花嫁が向かって右に座ります。
・三人官女
三人官女は、お雛様のお世話係兼教育係のスーパーキャリアウーマンです。お酒を注ぐ係をしています。一番真ん中の人が一番偉いので、お盆を持って座っています。両側の2人は、外側の足が少し前に出ています。
・五人囃子
五人囃子は能楽を演奏する人たちのことを言います。しかし、本当の皇室の結婚式では雅楽が演奏されるので、能楽を演奏する五人囃子はいないそうです。なのに、なぜ五人囃子がいるのでしょうか?それは、雛人形が流行った江戸時代に、同じく能楽も流行っていたからだそうです。なかなかにいい加減な話ですが、庶民の文化なのでオッケーなのでしょう。並べ方は、左から太鼓⇒笛⇒唄を歌う人となっており、音が鳴る場所が顔から遠い順に並んでいます。
・おじいさんと若者
二人はお内裏様とお雛様の警護をする人です。お雛様の警護は、お雛様と恋仲にならないようにおじいさんです。なので、おじいさんはお雛様側にいます。
・3人の男の人
この3人は、宮廷で働くために連れてこられた労働者で、他の人たちと違って庶民です。怒っている顔と泣いている顔と笑っている顔をしています。人生色々、という人生訓を表しているとか、子どもに表情豊かになってほしいという願いが込められているとか、諸説あります。赤い顔をしている人がいたら、それはお酒を飲んでいるからではなく、怒っているからなのでした。
登録日: / 更新日: