1月25日(月)4校時 3年1組で低学年グループの算数科の研究授業を行いました。
  
 単元名 教材「三角形」
1.三角形くじで学習意欲を高め、本時の課題を確認する。
 
 まずは、辺について復習しまいした。
  
さぁくじをするわよ! は~い はい 身を乗り出して手を挙げています・
  
これは、大当たり。これは、あたり。あら、これは おしい。じゃあ これは、どれになるのかな。
  
  くじの形のひみつを探ろう。
2.三角形の仲間分けをする。
  
班でくじをしながらホワイトボードに大あたり、あたり、おしい に分けていきました。理由も説明できるように班で話し合いました。
  
3.仲間分けした理由を考え、全体で交流する。
  
 ワークシートに、班で分けた理由を書かせていきました。
  
 大あたり あたり おしいはどんな三角形なのか・・・
  
 くじをみんなで分けました。 あれ?これは、どこになるのかな?
  
 班で、もう一度考えました。
  
 二つの辺の長さが同じ三角形があたりだよ。
 辺の長さが3つ同じ三角形が大あたりだよ。

  
 どの辺がの長さが等しいのか、説明しながら・・・
  
 実際に長さをはかって確かめながら・・・どの辺とどの辺が等しいのかな
  
 じゃぁおしいは? 直角三角形です。え~この三角形直角じゃないよね・・・
  
 底の辺が長いです。 そうじゃなくて。3つの辺の長さがちがいます。
  
 今から、めっちゃでっかい あたり(二等辺三角形)を作ってもらいます。
  
班で作った二等辺三角形をタブレットを使ってモニターに映し出し、みんなで確かめました。
  
4.二等辺三角形と正三角形についてまとめをし、本時のふり返りとする。
     
事後研 1月25日の放課後、本時の授業について、3年生の先生と低学年グループの先生で協議しました。
  
<授業者より>
・3年生の6月初め、自分が自分がとなってしまって、子どもたち同士で解決できなかった。本時の授業では、子どもたち同士で解決するように設定したかった。
・困ったときには、つなぎ言葉で、みんなとつなげるようになてきた。
・作って分ける学習をしてきたが、そうでないときに、日常生活と結びつけるのが難しかった・・・etc.

<協議した内容>
・三角形のくじは、意欲を高めるのに効果的だった。喜んでくいついてきた。ホワイトボードを使って各班にくじの学習具をもたせたのはとてもよかった。
・くじの設定は楽しかったが、さらに大当たり感を出すと、さらに盛り上がるのでは。
・指導案通りにいかなくても、歯垢の時間を長くとってもよかったのでは。後ろの班で三角形の説明をうまくしていたので、時間をとれればさらに深まった。
・思考する時間や書く時間をもう少しとってやれば・・・
・子どもたちが、自分たちで解決しようととても意欲的だった。

  
・ろうか側の子どもたちが迷っていた。子どもたちに、もっと任せてみるとおもしろい。
・非常にテンポがよく子どもたちとの応答がいいムードをかもし出していた。ただし、緊張していたのかしゃべるのが速かった。
・ワークシートが一人で書けていない。自分の言葉で書かせると、もっと自信をもってかけたのでは。
・算数用語を適切に。同じ→等しい。最後に、まとめとして、正三角形・二等辺三角形を算数用語で何度も言って定着させるところであった。
・長さのところで色に注目させたほうがよかったのでは。辺をおさえていたが、辺という言葉があまりでてこなかった。
・子どもたちが、おしいの三角形で迷っている。ここから、学習を進めるとよかったのではないか。直角から長さへ焦点化され、正三角形や二等辺三角形の性質がわかりやすい。

・非常に先生のパフォーマンスがよかった。教師はキャラクターとパフォーマンス。日頃から、肯定的評価をうまく使い、子どもたちが集中して聞くようになっている・・・etc.
伝え合い 自ら学びを創る子の育成~つなぎを活性化するための手立ての構築~
 みんなまってろよ!先生たちたのしい授業創るからね