ゴールデンウイーク合間の登校です。

元気いっぱいの子もいますし、ちょっとぼんやりとした子もいます。

 

ある子が、教室に行くのをためらっています。

教員がいろいろと誘っても、なかなか動きません。

ただ嫌なのではなくて、何かを言いたそうにしています。

その気持ちは伝わってきますが、何が言いたいのかが分かりません。

子どもと教員の間で、いろいろとやり取りが続きます。

いくらかして、少し折り合いがついたようで教室に向かいましたが、

その後も、何かを言いたいという表現は続いた1日でした。

 

スムーズに行動できる方が、本人にとっても周囲にとっても

いいに決まっています。

でも時には、「違うんだ」と表現することがあってもいい。

大切なのは、表現していることを周囲の我々が分かろうとすること。

分からなくても、どんなことが言いたいのか思いを巡らすこと。

それと、その子が上手く伝わるように表現できる方法をともに考えること。

それらが大切だと、つくづく感じました。

 

すぐにどうにかなることではありません。

焦らずたゆまずじっくりと、

子どもたちとともに、成長していきたいと思います。