スクールバスで登校する子どもたちを迎えます。

3段ほどのステップを降りす時に、いつも教員が手を添えている子がいます。

ところが今日は、何を思ったのか、

近くにある手すりや座席を支えにして、一人で降りてきました。

その様子を見ていて思わず、「へー」と声が漏れました。

 

もしかしたら、もっと前からできる力があったのかもしれません。

できる力はあったけれども、それを隠していたのかもしれません。

いずれにしても、ちょっと待ったり、関わり方を変えると、

いつもと違う行動が見られることがあります。

それが見られるのが、教員としての喜びの一つです。

ちょっと待ってみるなど、ちょっとした工夫を少しずつ重ねていきたいと思います。