6月14日火曜日、三週間の教育実習もいよいよ最後の週となりました。この日は1年生数学研究授業を行いました。
単元は「正の数・負の数」、小学校での既習内容に加え、扱う数の範囲を負の数に広げ、その計算の仕方を身に着けるという単元です。
この授業では素数の定義から素因数分解の演習までを行いました。

  
  
  
先生の発問に対して、一生懸命考え発表したり、周りに考え込んでいる生徒がいたら進んで教え合ったりする場面も多くある授業でした。教えあうことが当たり前にできている姿は微笑ましくもあり、また何より、互いの力にもなることです。日頃からの授業の中での取り組みがよく表れている光景でした。

クラス全員の学習の進み具合や理解の程度をその都度確認しながら落ち着いて授業を進めることができていました。授業の中で生徒たちにわかった!という気持ちを持たせことができれば占めたもの。その「わかった感」が次の学習へのモチベーションにもつながります。
放課後、授業を参観した先生や、実習生の通う大学の先生にも参加をしていただいて、事後研修会を行いました。具体的に授業場面を取り上げて、発問の意図指導内容生徒の様子等を皆で検討しました。指摘のあった内容についてしっかりと振り返りを行い今後に生かしてほしいと思います。

教育実習もあと数日、やり残したことはないでしょうか。最後までしっかりやり切ろう実習生!