6月10日金曜日、教育実習の開始から二週間目の週末を迎えました。授業実習も経験しその成果を確認する研究授業の時がやってきました。
今年度は2名の教育実習生を迎えましたが、この日は、2年2組において音楽の研究授業を行いました。

「曲の形式を学ぶ」ことをめあてとして、「フーガ ト短調」を教材に、パイプオルガンの特徴や仕組みも併せて学習しました。

  
  
  
教科実習のまとめとして行ったこの日の授業。題材の設定、授業目標の明確化、授業展開、生徒への発問や指示の仕方、授業で使用するワークシートの作成、映像教材の提示の仕方などなど、学習する生徒の立場に立って考えながら準備をしてきました。

授業をする実習生の一生懸命な姿に生徒たちも引っ張られ、すすんで発表をする場面も多くみられました。「楽しかった」という生徒の感想は何よりのねぎらいになったことと思います。本当にお疲れさまでした。
新たな知識を教えることはそう難しいことではありませんが、生徒たちに考えさせ気づかせながら新たな学びにつなげるためには、様々なしかけや工夫が必要です。1時間の授業を創り上げることがいかに大変かということはもちろんですが、その準備の大切さも同時に学んでくれたと思います。
教育実習も残り一週間、でも、まだまだ学ぶことがありますよ。最後まで頑張れ実習生!